不覚にも進め。

腐女子が観劇したり俳優追ったり

舞台「あんさんぶるなんとかおんすてーじ」

◆6/18〜26 アイアシアター

 

こっちも間空いてしまったけど見てきました。タイトルは検索避け(笑)

有名な原作なので、はてなSEO力の高さを考えると無駄に引っかかって意図しない人が見るはめにならないように…。

 

あんスタに関しては、サービスインして少し経った時に始めて、一番最初のイベント少し走ってそれなりに課金してガチャも回してたけど、最近はあんまりログインしてない程度の距離感(イベ追うのが辛いババア)。好きなキャラは今回の舞台には未登場。という感じ。運試し的にアプリ先行入れてみたら当たったので1人で観劇。

 

基本話はゲームのメインストーリーを元にしていた。大きく違うのは、ストーリーテラーとしてのKnights・瀬名と鳴上が最初から出てくるところ、かな?なんでこの2人…と思ったけどキャラ人気もあるんだろうか。

 とにかく発売済みのユニットソングを歌いまくる、ミュージカルでもなくステージ!って感じの舞台だった。本当にアイドルのライブみたいな…。ペンラとうちわでキャーキャー言えて、ストレス発散には最高というか、まさに麻薬みたいだった。話が面白いかと聞かれると、うーん…?って感じなんだけど、見てるとアドレナリン出まくって、ヤク漬けというか中毒(笑)結果もう一度見たくなったし千秋楽のライビュにも行きました。我ながら単細胞。やばいあんすて見たい…ってレポ漁りながら呻いてたしある種アトラクション感覚。通路使った演出も過剰なくらいあって、もはやこれは舞台というかテーマパークのショーかな?という。夢の国あんすて。


本題だけどストーリー、当然だけど転校生ちゃん(主人公)がいないまま進むわけです。

私は個人的にあんスタのストーリーには主人公が重要で必要なものだと思っている。いや途中までしかメインストーリー読めてないんだけど…。ことあるごとにキャラクターたちは主人公に話しかけてくる。直接的に何かしたよりも心の支えというか(特にトリスタに対しては)、主人公がいたから乗り越えられた色々ってあったように思う。

舞台はそれがないんですよね。当たり前だけど、トリスタは自力で生徒会に立ち向かう。紅月にも勝っちゃう。あれ、トリスタにとって転校生の存在って何だったの…??実はいなくても同じだった??みたいな。話が薄っぺらい…というより一キャラクターの存在を否定された気分。私は完全な夢目線じゃないので(50:50くらい)転校生というキャラがいる気分でプレイしてるんだけども…。そこに違和感がすごかったという感じかなぁ。あんスタはシナリオが良いので、良さを殺してしまったのは残念。面白さより楽しさを優先したということでしょうか。

なので、ライビュのあとのバクステ映像でみんなが「お姉ちゃん」やら「嬢ちゃん」やら呼びながらこちらに向かってコメントをくれたとき、「これだ!!!」ってなりました(笑)それ…それが足りなかったんだよ舞台には!彼らは一人ひとり転校生の呼び方が違って、それもまた可愛い要素なんですよね。個性が出てるというか。これが半分は夢要素で見てるってところだけど…やっぱり彼らが話しかけてくれるのが嬉しい気持ちがある。


そんな感じでした。相変わらずキャラと役者については割愛。次があるなら推しキャラが出てくれることを祈ります。あとウィッグもうちょい綺麗になるといいなぁ。

余談だけど好きなキャラが出て興奮するのは分かるけどあまりにも私語が多かった。ライビュまでそうだったので残念。マナー問題は尽きないね…。

舞台「極上文學 春琴抄」

「極上文學  春琴抄」

◆6/16〜26 スペースゼロ

 

結構時間たっちゃったーー見てきました。

初極上文學だったんだけど、原作予習していったほうがより楽しめるというのを聞いて、まずは原作を購入。

谷崎文学も初。感想は、話は置いといてとにかく、読みづらい…!!句読点が少ない文ってここまで読みづらいのかと。びっくりしました。分からない単語は注釈あるし平気だけど、そういう問題じゃなかった。純文学読み慣れてないせいもあるけど、調べたら早口の語り口調を表した文体…ということらしく。なるほど。

結果的には苦労して読んでいって大正解だった。原作の話を知っていても楽しめたし、難しい単語は初見じゃ理解できないし。ここは文字と意味が脳内に入ってるかどうかでかなり違う。

 

あらすじは今更なので端折り感想のみ。

まず、とにかく、演出が良かった…!良かった。すごく。

極上は朗読なのによく動くという話は聞いていたけど、本当に客席の間もよく歩き回って驚いた。台本も持ちつつなんだけど、台本が動きによって柄杓になったり、ちぎって破かれたり、色々な使われ方をしていたのが面白くて。あと今回の重要な要素として「盲目」ってところがあるけど、盲目のキャラクターは台本がないと台詞が言えない。ああ、そういう表現の仕方もあるのだなーと…春琴が喋るときはとくに、台本を早く見せろって態度で佐助に催促する場面が多くて、すると佐助が必死に台本を差し出して見せていて、佐助の甲斐甲斐しさを表現する部分でも一役買っていた。

光の使い方も上手いなぁと思った。「目潰し」にも意味があるんですよ、という話を書かれてたんだけど、強い光を客席に当てて目を潰した後にくる暗転は、本当に盲目の世界っていうくらいの闇。真っ暗闇。正直光強すぎて結構辛かったけど(笑)、効果的だなと思った。客席が追体験する佐助(と佐助がそこで知った春琴)の何もない暗闇の世界。余談だけどこれはDVDでは意味が無い、生の演出ならではですね。

脚本面では、結構独自解釈が含まれていたと思う。利太郎の扱いも、原作だとかなり一瞬というか端役なせいで春琴を襲った犯人であるかも曖昧だけど、極上の演出ではほぼ利太郎犯人確定って感じがした。その辺のアレンジも、脚本と私の解釈が一緒だったというか、「ああこういう表現もあるんだな」という腑に落ちる感じで良かったです。アレンジが合わないとイライラしちゃうからなー。春琴抄の世界観を損なわずに独自解釈を入れていたのはとても好感が持てた。ただ、ここが合わない人は酷評してらっしゃったので、好みも多分に含まれるかなぁ。

上述の利太郎の解釈という点では、描かれ方がこう来たかー、という感じしました。冒頭から利太郎の「佐助、まさかお前…」みたいな台詞で伏線を張り、最後に「まさかお前、ここまでしはったんか」(うろ覚え)で回収する。利太郎が春琴だけでなく、佐助にも何か感情を持っていたことを示唆する演出だなと思った。憎しみから、ある種の哀れみとか、そういう移り変わりかなぁ。

そして最後の、畳み掛ける早口シーン。これがゾクゾクきて毎回泣いてしまった。ここ、聞き取れないくらい早口なんだけど、意味は原作読んで頭に入れといたほうがいい。でないと何言ってるかを気にしてしまうから、駄目だと思う。そうじゃなくて言葉を、文章を、春琴と佐助に浴びせかけることに意味があるんだ…という風に私は解釈しました。

 

原作を読んで私が抱いた感想は「とにかく気持ち悪い(色んな意味で)」だったんだけど、今回は気持ち悪さより2人の「悲哀」の部分が強調されていたと思う。春琴抄の大衆が受け入れやすい面というのかな…まぁそうしないと見に来る層には合わないから正解だった気がする。例えば、実は春琴と佐助には結局3人子供がいたって書いてあるけど、そういうところはそぎ落としてある。私が感じた気持ち悪さってそんな描写も含めてだったので(だって全部里子に出してるってお前らな、ていう)、そういった意味でも美しく狂っていて悲しい・綺麗さを表現したい!という主張がはっきりしていて、上述の好感持ったのはそういう部分です。

最後盲目になった後、春琴が折れていようが佐助は春琴に「師匠としての矜持」を求めていて、折れた春琴なぞ春琴でなかった…というの、言っちゃ悪いけどSMというか、M属性の求める「サービス」だよね。ってところ本当に気持ち悪い(絶対誤解されるけど貶してはいない)と思うんだけど、それが綺麗に見えた。悲しく綺麗で傍観者の我々は泣きたくなるような切なさがあった。盲目になった佐助にとって春琴は「観念」だったから、いつ死んだかも定かではなかったかもしれない…そんなの本当の愛ではないなって思うけど、だからこそそれが愛だって思える。実体を失った後も愛を失わないなんて、常人には理解し難い幸福の形だなって。

こういう部分の解釈が一致すれば、今回の春琴抄はとても心に残る作品になったんではないかな…。少なくとも私はそうです。そして演出が悲哀と切なさを助けていたと思う。

 

基本個々の俳優の話をし始めるとオタクが過ぎるから(書きすぎてキモい)自重してたけど、マルチキャストだったのでせっかくだから少しだけ。全部見られてないので私が見た回だけだけど。

 

◆佐助

和田佐助と松本佐助を見ました。個人的には、松本佐助が春琴に対しての盲目な愛と狂気を表していてすごく好きだった…(ほんと個人的な好み)。原作では佐助が盲目になったとき、春琴に対して「狂喜して叫んで曰く」という表現がしてあるんだけど、そのシーンで本当に嬉しそうにしていたのが松本佐助、すごかった。大好きですそういう狂気。最初はとても大人しそうでビクビクした少年で、なのに後半自分の目を刺すシーンでは肝が座ったというか、ともすると向こう側の世界を見てたような。佐助の成長と感情の移り変わりをすごく感じました。和田佐助は狂気はないけど(ただ冒頭の盲目佐助の膝打ちシーンの狂ってる顔は最高だったDVDは是非ズームしてくれ)、甲斐甲斐しさと必死さが現れていて…。佐助が春琴を連れて客席通路を歩くシーン、和田佐助は小さく春琴に「大丈夫ですか」(うろ覚え)みたいに話しかけていて、通路席くらいしか聞こえない小さい声なんだけど、そんな丁寧なお芝居されるとキュンと来ます。

 

◆春琴

伊崎春琴がもう死ぬほど可愛くて。足パタパタもさることながら、本当に女の子に見えた…。少女性がある??男性にそう思うくらいの…不機嫌になってるところとかワガママお嬢様感にあふれていた。あと関西弁が不安なく聞けて(笑)、当然だけど安心感すごい。和田春琴はなんていうか…女帝?(笑)圧がすごかった。折檻含めて言うこと聞かないとやばそう。なのに座る時は毎回きちんと着物の裾を折れないように持って座るんですよね…台詞より仕草に女形の妙が出てました。

 

 

色々書きたいことあったのに間開きすぎて忘れてしまったw駄目だ…

具現師の方に頂いた折り鶴大事にします。今年見た中では一番心に残る舞台でした。

DVDでも見るけど多分生が良かったんだなぁと思う…舞台はやっぱ生に限るなーー。

お金がないことについての焦りがすごい雑談

舞台ってお金かかる趣味だよね。

本当にやばい…やばい以外の何物でもなくて結構びっくりしている…

「この口座残高は新卒の頃以来見たことなかったな!?」という事態に陥っている。貯金どころじゃないのはちょっとやばすぎるので、来月からは少し抑えようかなって…言ったそばからきっと予定入れるんだろうけど。生活もままならないとは。もっと高給取りになりたいですね…。

舞台行くときくらい少し身綺麗な格好をしていきたいんだけど、服を買うお金もないな。やばい。焦る。

 

全然関係ないけどブログって敬体で書けばいいのか、常体で書けばいいのか、分からない。私個人としてはこのブログは日記として書いてるから、常体でいいはずなんだけど、WWW上に乗せてしまっている以上、誰かに読まれる可能性もある。から、敬体のほうがいいこともあるのか…?と思いながら2つを混ぜて使ってます。ブロガーの人たちはこういうのどうしてるんだろう。あと敬体のほうが文章書きやすい気もする。

 

最近はまたラズボ初演のDVDを見直してます。あきひろくんが言ってたけど3→1→2って見てもいいのでは?と思う本当に。1の終わりは、2人の高校生がそこから物語を始める…っていうエンドで、一番ラズベリーボーイという作品の終わり方として相応しいなーーなんて思う。そして時は2040年…友朗きみは何故…。

 

谷崎を読みつつ、最近あんまりやってなかったあんスタをポチポチ押しながら、今月の予定に臨んでいく所存です。猫は置いといて2.5久々だなぁ。

舞台「ラズベリーボーイ3 THE FINAL」

ラズベリーボーイ3 THE FINAL」

◆5/20〜29 俳優座

 

終わってしまった…見てきました。

 

一応まず率直な感想を書いてみる。辛口です。

若手界隈初心者は「ラズボ」って名前も初めて知ったくらいだったんだけど、DVDで1の初演と2の再演を買って予習してきました。結果、「あっこれやべぇな…」っていうのが最初の感想で。まず私は2次元ばっか見てきたオタクなせいで、「ライブ」的なものがとても苦手です。コミュ障こじらせてるし未だに生身の人間に対応されるとかよく分かんないんだよ!好きなアーティストのライブもはるか昔に1回行ったことあるだけだぞ。で、なんかペンラにうちわとか…!?キンブレは巷で噂のキンプリに通ってるので買ってあったけど、アレはどんなに2次元を超えた上映スタイルであるとしても(最高オブ最高だから別に記事書きたい)、こちらに反応くれるアイテムではないじゃないですか。しかもうちわってあのジャニオタさんたちが作る奴…?完全に未知。刀ミュのときも超ビビッてたし。

あとは内容も…力技のアドリブ主体だなっていうのが。悪く言えば若手舞台…って感じの内輪ネタだよね。俳優オタしか笑えないようなネタとか、一見さんお断り感強い。あと肝心の話の筋、通ってはいるけど、最後そうなっちゃうの!?とか、劇中劇が挟まってるせいで追いづらい。なんていうのかな…今回もそうだったけど、せっかく書いてた脚本やめちゃうのとか…ハッピーエンドじゃないとやだ!とか(これは個人的な嗜好として概念にとらわれるの好きじゃないから)。勢いで押し切られる以前に「え、なんで?」みたいになる。コメディ色が強いから仕方ないけど、このシーン必要ある?みたいな。特に脇役は…。脚本も力技感がすごい。

以上が見る前と見た後も少し含めて辛口な感想でした。

 

もうそんなのね、すべて置いておいて、さいっこうに楽しかった……!!!

盛大に手のひらを返します。最高に楽しくて大好きな舞台だった。何度もお腹抱えて笑いました。

とにかく出てる役者たちがすっごいハイテンションで。自分たちが楽しい!だからお前たちも楽しいだろ!っていう頭おかしいエゴを押し付けられて、なのに実際楽しいから素晴らしい。出てくるなり体張って転がり回る人、毎回違う格好する人、さり気なくボケてくる人、素でボケちゃう人、色々いて。役者の個性が光りまくる、俳優オタには最高の舞台でした。今までの集大成的なあらすじに、1と2を見た人ならクスリと笑えるネタとか(ペーターの「モンゴル…!?」が特に好き)たくさん詰めてあったと思う。シリーズキャラクターも、キャストは変わってても雰囲気は同じで、良い感じに馴染んでた気がする。若手の初ラズボの子たちが、さり気なく悪い大人…もとい、優しいお兄さんたちにフォローされてるのとかも見られてほっこり。

3にしてノート(過去)に入っちゃうっていう、とんでも設定。主人公、喜一が既に故人である父親・東吾の若い頃に出会う、というちょっとした切なさもあり。でも切なさ<楽しさ、なのは喜一の突き抜けた明るいキャラクター性故だと思った。父親から悔いのない人生をって言われて育ったであろう超ポジティブな喜一が、若い頃の東吾のネガティブさに、思わず「こんなことなら会わなきゃ良かった」みたいに言っちゃうシーンが好きでした。さっきもちょっと書いたけど私はハッピーエンドとかバッドエンドとか、名前をつけるのが好きじゃなくて、幸せにならない終わりもありだと思ってる。でも喜一はシリーズで一貫して「ハッピーエンドはハッピーな気持ちになるなぁ!」って言い続けてる。こちらとしても、もう、そこまで言うならそれでいいよ、みたいな(笑)

自分が唯一信じてるものに裏切られると、余計ダメージがひどいじゃないですか。それが喜一にとっては父親で、きっとすごい悲しくて絶望して。あそこで喜一を諭す孝志さんもすごく良かった。最初から完璧な人間なんていない…大人になると、そういうのって分かるものだなぁって。ここが私は3で一番響いたシーンだと思う。喜一にはハッピーでいてほしい、暗い気持ちのまま終わったら喜一は喜一じゃなくなっちゃうと思う。笑ってくれてよかった、そして10数年後も笑って演劇バトルだ!なんて言っちゃう喜一でいてよかった。何より演じるあっきーが大好きになる舞台だった。

上とは関係ないけど好きなキャラは好男です。正直、そういうオタクだから……友朗さんと好男の関係が、好きで……。この2人は2が一番良かった。唯一ちゃんと幽霊見えてるから仲良しだよね~可愛い。3はあゆむの出番が目立ってなかったのが残念だったなぁ。そっちの親子の関係性ももうちょっと色々あったら嬉しかった。脚本にアレコレ言ったけどキャラクターが最高すぎて気にならない。

あとライブね。ライブ。不安しかなかったんだけど正直めちゃくちゃ楽しかった。最高オブ最高だったよ。軽率にピギャー!ってしてきた。お前ら輝いてるよ…うっ…全力でキンブレ振ったよね。若い子からおっs…ちょっと年上のお兄さんまで、楽しそうに踊ってくれるからこっちも全力で楽しんだ!衣装が80年代風なのも最高だ!推しが王子様だった!ありがとう世界!(結論)客降りでうちわにファンサくれたりサインボール投げたり、サービスすごいっすね。ハマりそう。目を見て直でサインボール投げてもらえた結果推しが増えました、つらい。今回の新曲が盛り上げ曲だったんで、通勤中ずっと聞いて脳内で合いの手入れてる。

 

そして、本公演の間に挟まったイベント公演。

箸休め的なものかな?と思ったら、全力で遊んできたからびっくりしたw

内容は、マチソワ共通してライブ→朗読劇→トークショー。ライブは本公演と同じだから置いておいて、朗読劇が…!タイトルからして友朗さんの過去に迫るのかなと思ったら、核心を突かずに途中でぶった切られて、それは拍子抜けだったんだけど。まず練習なしの朗読劇だから台本いきなり読むせいで、みんなアドリブ以前にカミカミwそれにいちいち突っ込まないとしょうがない悪い大人がいるから、伸びるわ伸びるわ。みんなの謎衣装、ル●ィとかリ●ーマとか、コダマにセーラー服、全部一発芸すぎる(笑)誰かがふざけると他もふざけ始める、仲良しで良い座組みだなぁと思いました。2040年のラズベリーボーイ12、楽しみすぎるので待ってます。

 

ラズボ3、生で見られて本当に良かったです。何も考えずに楽しめる、中毒性のある舞台だった。正直入れた回数少なくて全然足りないし、もっと見たかった。見れない間もずっと「ラズボ見てぇ…」って呻いてた。怖がらずにもっもっと予定入れればよかったって、悔いのある人生すぎる(笑)千秋楽も入れなかったし…なんだかすごかったらしいので、予約してあるDVDを待ちます。

なので続編、映画化決定は嬉しすぎるよね。私なんかラズボ新参だけど、追いかけてきたファンの皆さんの努力の賜物だなぁ…とか勝手に感慨深くなる。まずはDVDイベかな!?私も追えるだけこれから追いたいです。本当に役者・スタッフ、みんなが楽しんで作ってくれてるのが分かって、嬉しい楽しい大好き。

ラズボだけでいいし、他の舞台までこんなんじゃ困るけど、明日の元気のために見たい舞台って貴重だと思う。出てる役者たちのことも大好きになったし、来月再来月も彼らを見る機会があるようなので楽しみ。

 

***

 

イベント公演の他にも挟んでいた公演があったのだった。

そうです撃弾ハンサムです。

行きたいな~とは思っていて、ついに入れてみた。結果こんなに闇鍋なイベントがあっていいのか…みたいな感想を得ました。終始笑いしか起きないし死ぬほど笑ってたと思う。なんだあの空間!!!

朗読劇以外は、ずっと一発芸か?コントか?的な…あ、勿論殺陣は4人共超かっこいいんだけど…ゲストもだし、良い年齢の大人達が一体何をしてるんだってw

解散します!→未来ではハンサムが解散したことによって大変なことになってる…!?→解散止めなきゃ!っていうラズボオマージュな流れなはずなのに(多分)、台本通り進まないせいで何が何だかwあれで正解だったんだと思うけど。

でも、最後のハンサムオブハンサムの言葉には胸を打たれました。普段のお芝居を全力でやるからこそ、こういうことができるって。本当にそうだなと思います。そしてそういうことをきちんと分かっている上でここまで遊ぶの純粋にすごい。最高だぜ。

噂のシークレットハンサムも…なんだったんだあれは!って。女装とかもう驚かないし可愛いし。お兄さん達の良い体の大安売りだよ!(ラズボも結構脱いでたけど)本当にありがとうございました。写真は家宝にします。

とっても魅力的な4人組でした。箱で推すしかない。次も絶対行きます。

 あとコップンカ弾丸(略)ツアーのDVDが可愛すぎてずっと見てられる。翔太くん可愛すぎて脳みそ溶けそうです。推す推す。

 

感想をかけてない ついでに九条丸家

見るだけで終わってて駄目すぎる。

 

えーと、もう先月だけど4月は下のあと、舞台「九条丸家の殺人事件」を見てきました。俳優座

もう軽く感想にしよう。

 

最近良い意味でも悪い意味でも力技の笑いを見てたんで、計算された緻密なコントで笑うのはこんなに気持ちいいのか、って思いました。

出演者の方々も「内容がない」って言ってたけど、事実内容がなくてマジでコントだった。舞台だからちょっと長いコント。現地版と少し話も変えてある?日本向けにしてあるそうだけど、日本のテレビでやるコント!を生で見せてもらえた感じで。

今更だからネタバレしてもいいと思うけど、セットがちゃんと計算して作られてて、最終的に「崩壊シリーズ」の名に相応しく崩壊するという。ガラガラと。すごい壊れっぷりで面白かった。笑いました。最近どうしようもないセットばっかり見てたからこんなに略 多分あれもするりと戻るようにできてるんだろうなぁ。

それ以外にも、やっぱり計算してあって、こういう場合なんて言うのか分からないけど、伏線?を回収して笑わせてくのが。すごいなーと。ただ単に…モノを作らない側の人間にとってはそれだけ!?なことも、ものすごく頭を使うんだよねって。下の記事でも言ったけど、共感による笑い<計算された笑い、っていうの大事。比率は8:2か、9:1でもいいくらい。笑わせるのって実は頭が良くないとできないんだなーと思います。キャラクターを馬鹿に見せるのについても計算だよなあ。脚本も、演出も。

一応書いとくと、私は共感による笑いとか力技のアドリブとか脱いだりとか内輪ネタとかでも馬鹿みたいに笑っちゃう人種ではある。単純にお金を払う時の気持ちよさの話だ。

あと一応目的として見に来た伊藤さん、出ずっぱりでびっくりした。端にいるから中々じっとは見てられなかったけど、手元まで前方席なのでよく見えました。色々細かい演技しててフフッてした。

 

そんな感じです。

もう近況とか俳優座に通ってるくらいしかない…4日連続ってだけでも初心者にはかなり堪えたぞ。一生全通とかできそうにない。

5月は1舞台(何公演だろうかもう6公演は見た)。6月は2舞台5公演…?7月も3個は入れてたかな…頭おかしくなる。こういうのの基準っていつ麻痺してくるんだろう。そろそろかな。んで通いすぎて推し俳優増えそう。やばい。

あと私が大好きな顔の岡田のまさきくんの舞台とか当たったので楽しみ。

 

あ、今期ドラマは重版出来が面白くてしかも毎回泣いてる。

99.9も見てる。面白い。真田丸は継続中。